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2008年7月号  page1  page2


「家族そろっての賛美」
カンボジア・ニャックルアン  西村信恵

家族そろって賛美を歌うボッパー姉妹-  左から2番目  「私の夢は、近い将来、家族そろって手をつないで教会の礼拝に来ること。両親と弟、妹のために、私は毎日祈っています。」私と週一回、共に聖書を読む時間を持っているボッパー姉妹の言葉です。去年の今頃教会に来るようになって神様を信じた彼女は、日曜日の教会学校のお手伝いもすぐに始め、今は洗礼の準備をしています。「わたしは、いつも、弟、妹をいじめていました。子供なんか大嫌いだったのに、今は、将来、孤児達を助ける働きがしたいと思っています。弟や妹を連れて、出かけるようにもなりました。神様が私を少しずつ変えてくださっています。」と証しをしてくださいました。五月はニャックルアン教会では「家族」の月で、夫婦セミナーが行われたり、青年会でも家族関係について教えたりしましたが、ある日曜日は、礼拝のあと、家族で賛美をする歌のコンテスト?がありました。ボッパー姉妹の祈りが聞かれ、その日はなんと、反対をされていた両親が共に来られ、反発をしていた妹さんは、賛美に興味を持ち、家族全員で賛美を歌われました。その後の六月一日の日曜日は、教会員のご両親を招いての礼拝でしたが、その礼拝にもご両親は出席され、「失われた息子」の劇では、ボッパー姉妹の弟が息子役、妹は遊び人役をし、教会にも遊びに来るようになりました。彼女の家族が少しずつですが、心を開いていっていることにとても感謝しています。教会に来ている青年達で、神様を信じた青年達のほとんどは、家族の反対にあい、戦いの中にあります。それでも祈りつつ、神様と共に歩もうとする彼らが信仰を失うことなく、成長し続けていきますように、教会員の家族が救いに導かれますよう覚えてお祈りください。
ニャックルアン宣教師チーム  また、夫婦セミナーでも五組の未信者と結婚している五組の夫婦と、教会から離れている夫婦を含む十組の方が参加され、よい学びの時が与えられました。壊れた家族関係の多いこの地に、多くの主にある家族が生まれていきますようにと願っています。
 今月は、ニャックルアンチームのアルダスさんご一家が、第二子を出産されて戻って来られました。このご家族の存在は、主にある家族のモデルとして、よい影響を与えています。子育てをしながら奉仕にもあたられる奥様のシャロン師のため、また、新しく赤ちゃん加えられたご一家がニャックルアンでの生活に良く慣れ、日常生活に早く戻れるようにお祈りください。皆様のお祈りを心から感謝いたします。

【祈りの課題】
1. 7月中旬、日本での休暇を予定しています。よい休息が与えられ、リフレッシュされますようにお祈りください。
2. 7月末にカンボジアの総選挙が行われます。正しい選挙がなされますように、選挙前後、治安が守られますようにお祈りください。


「いろいろな奉仕を通して」
日本 木下理恵子

チャーチ・オブ・ゴッド中部教区の皆様と  今月はいつもと違うご奉仕が二つありました。一つはチャーチ・オブ・ゴッド中部教区の修養会、そしてもう一つはホーリネス教団のホーリネス世界連盟での通訳でした。
 修養会の御用は先月皆様にお祈り頂き、主の助けを見せて頂きました。
チャーチ・オブ・ゴッドの青年の皆さんと  お祈り、どうもありがとうございました。大人も子供も一緒に毎年持っておられ、温かい交わり、集会でした。青年たちもいろいろな悩みを持ちながらも、主に従っていこうと、その真実な信仰にこちらが励まされました。高齢化した日本社会でご家族の介護をしておられる方々ともお交わりできました。介護の中でも主のご真実と恵みを体験させて頂きたいものだと、そして介護をするクリスチャン同士がいろいろ分かち合え、励まし祈り合える、そんな交わりがどんなに必要か思わされた事です。
 ホーリネス教団の世界連盟総会では、韓国、台湾、香港、アメリカからも来られ、国籍を超えたクリスチャンの交わりと、世界宣教のため共に協力して行こうと言う事を再確認しました。言葉は違うし、地理的に一緒に集まるだけでも大変なので、実際の所同じ国の人とだけでした方が、便利で早いのかもしれません。でもその面倒な方を選び、努力して一緒にやろうと言う姿勢がうれしかったです。宣教師として、言葉も文化も違う異国で宣教する事と、本質的な共通点を感じたからかも知れません。人の目には不合理に見えますが、敢えてそれを選び、兄弟姉妹として愛し合い、一緒に伝道していこうとする時、詩篇一三三篇のような神様にしかできない業と祝福が与えられる事を思いました。
お世話になった台北聖教会の王牧師の通訳中  久し振りに台湾のクリスチャンとご一緒できたのもうれしかったです。事務局の方が「台湾の先生方には癒される」と言われるのを聞き、何か自分の事のように誇らしかったです。
 在日中華系の方々への奉仕のためにもお祈りどうもありがとうございます。先月祈って頂いた主を受け入れて間もない姉妹は、毎週欠かさず礼拝に出席し、祈る時は毎回「神様、私はあなたを愛します。」から始まります。新しい命が確かに育まれています。もう一人お祈り頂いた、お導きしたい姉妹は中国語集会に来て下さり、初めて自分からお祈りなさいました。求道の心が強まっています。そして中国語集会も定期的に月二回やろうねと言う事になりました。土曜日の午後だけではおしゃべりの時間が足りないそうで、みんなの希望で一品持ち寄りの昼食から午後みっちりの集会になりそうです。思いもかけず、教会の日本人姉妹が二人、お茶の準備を持って来て下さいました。中華系の方々はすっかりこの方たちもメンバーの一員と思った様で、次回の日にちを決める時は「大丈夫?この日来られる?」と聞いていたのが可愛かったです。皆様のお祈り、本当にどうもありがとうございます。ゆっくりですが、確かに前進しています。

【祈りの課題】
1. 中国語集会が月二回定期的に持たれるようになり感謝。仕事のある人達が集会のある日に休みが取れ、出席できるように。更に多くの中華系の人が来られるよう。日本人クリスチャンの助けも感謝。互いによき交わりとなるように。
2. チャーチ・オブ・ゴッドの修養会でも祝福を感謝。ご家族の介護をしておられるクリスチャンたちが、互いに分かち合え、祈り合い、励まし合えるような機会が更に与えられるように。介護生活に主の守りと祝福があるように。


「ディアスポラ伝道の恵み」
日本 ディアスポラ伝道 横山好江

JDM (Japanese Diaspora Ministry) Link Team。 マーシャル師、ランハンス師と(3月撮影)  五月はミャンマーのサイクロン被害に続き、中国四川省の大地震が起こり、被災者のため援助者のために祈らされたことでした。遣わされている東京新生教会で毎朝六時から持たれている早天祈祷会でも、このためにも日々祈り、折々に現地から入るニュースを受け取り、主が小さな祈りにも答えて下さるのを経験させていただいています。全世界で捧げられている大きな祈りの輪に加えられつつ、さらにこの恵みを味わっていきたいと思います。チェルノブイリの事件がソ連崩壊の一つの要素であった。インド洋沖地震・津波で苦しんだインドネシアのアチェ地方は、この国の大多数が信奉する宗教のためキリスト教にはなかなか開かれない地域であったが、この災害後の援助活動によって少し開かれてきた。このような報道を聞く時、主はこれらの大災害を通して何をされるのだろうかと、さらに期待を与えられ祈らされます。
 イギリス、ドイツ、スイス、カナダ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピン。これらの国でOMF宣教師が在外邦人伝道を行なっています。働き人にとって大きな必要の一つは日本語のキリスト教文書です。私達夫婦も在英邦人伝道に携わっていたときは、日本語の聖書(備品用、手渡し用、販売用)、讃美集(聖歌、讃美歌、リビング・プレイズ、その他)に始まり、求道者用の良書がいつも必要でした。海外に住んでいると、日本語の文書を現地で買うのはとても高くつき、日本から送ってもらうにしても郵送料がかなりかかるので、日本と現地を行き来する方に運んでいただいて大変助けられました。
 在外邦人伝道に従事している、これらのOMF宣教師の互いの交わり・励ましのため、また必要な文書や情報が届けられるようにと、日本在住のOMF宣教師三人が活動を始めました。ドロテア・ランハンスさん(夫君は日本OMFディレクターであるウルフガング・ランハンスさん)、ウェンディ・マーシャルさん(夫君はクリスチャン・アカデミー・ジャパンで教えている)と私です。「パワー・フォー・リビング」が無料配布された際には、計約五〇〇冊を働き人に届けることができました。母国に戻って奉仕する者は、引退宣教師という場合もありますし、場合によっては国内宣教師という立場が充分に受けとめられず、経済的にあまり潤っていない働き人もいますので、人づてに手渡しで届けられたケースもありました。カナダのビクトリア在住のアン・フリーゼン宣教師からの報告です。「皆さんのご親切によって“パワー‥‥”が一〇冊手許に届きました。ハレルヤ!個人伝道している婦人二名にも読んで貰い大変良い反応がありました。」ビクトリア日本語教会は五月に新しい牧師を迎えることができると喜んでおられます。それぞれの働き人のあらゆる必要が満たされ、主が出会わせて下さる一人一人の日本人に、キリストの福音と神の愛を届けることができますよう、どうぞお祈り下さい。

【祈りの課題】
1. メルボルン日本語教会(オーストラリア)、およびビクトリア日本語教会(カナダ)では、それぞれ日本人牧師が与えられ感謝しています。マニラ日本語教会は、来年退かれるジューン・グリフィス師の後継者を祈り求めています。主の器が起こされますように。
2. 2009年3月20〜22日に、オールネイションズ・リターニーズ・コンファレンスが開かれます。世界各地から日本に帰国したクリスチャン、および彼等のため奉仕する者達800名が集められるよう祈っています。在外邦人伝道が祝され、帰国者がさらに日本の教会の力となるため、この集会が用いられますように。又、その準備のために。


「ローマ人への手紙10章14節」
日本 菅家庄一郎、容子

どこの国の教会?札幌国際教会・英語集会にて  総主事の仕事の合間を縫って、教会訪問をさせていただいています。
 あまり長く期間を取れないので、カンボジア宣教の為、お祈りいただいたすべての教会を訪問できず申し訳なく思っています。それぞれの教会で親しい交わりが与えられ、また、OMF宣教師のために祈り支援してくださっている教会が多くあることを知り、主に心から感謝しています。
 OMFインターナショナル全体では、二〇一一年までに、新たに九百人の働き人が起こされるように神に祈っています。その中で、OMF日本委員会からは、十人の宣教師が起こされるように祈っています。グローバル化に伴い、世界は一つの村になりつつある、と言われています。しかし、世界平和は達成されるどころか、テロ、モラルの低下、環境破壊など、人間の罪の深刻さがますます顕著になっています。この世界を支配しておられるお方を知り、自分の罪の深刻さに気がつき、聖霊による新生を経験し、この世にではなく、キリストに忠誠を誓う者たちが地上に多く起こされていくことが神のみこころであることには変わりありません。アジア宣教に召されていると感じている方はないでしょうか。また、単にもう少しOMFの働きや、アジアの宣教について知りたいという方はないでしょうか。そのような方は、どうぞ遠慮なく電話、メールしてください。まず、共に祈ることから始めましょう!(庄一郎)
インマヌエル名古屋教会の皆様と  ゴールデンウィークに、インマヌエル名古屋教会恒例の、宣教フェスタに招かれ初めて参加しました。教会について座ると、前にいらした婦人が、「カンボジアに遣わされてからずっと、西村先生、今村先生と合わせて毎朝お祈りさせて頂いています。」と言われた言葉に思わずこみ上げてくるものがありました。本当に、今まで守られ支えられてきたのは、このような祈りによるのだと感謝が溢れました。集会が終わると、高梨姉弟がサインをお願いします、と聖書を広げました。サインを求められるなんて初めてなので驚きましたが、そういえば、私も子どもの頃、奉仕に来てくださった先生たちに聖書にサインして貰ったことを懐かしく思い出しました。多くの先生方から教えられ祈られて育てられてきたことを感謝しつつ、今度は、さらに若い方々のことを祈らせていただく番なのだと思いました。竿代先生から内山先生にバトンタッチされた名古屋教会の新しい出発が、私達の歩みとも重なりました。
 板橋や下高井戸の宣教祈祷会に参加し、これまた頼もしい祈りの勇士たちの仲間に入れていただき光栄です。栢沼兄から聞いた有澤先生の言葉、「皆さんは、背後にあって祈ってくださっているのではなく、私と共に宣教地の第一線に立ってくださっているのです!」に、私自身大きな励ましとチャレンジを受けました。久米さん宅では、宣教地を覚え真剣な執り成しがなされると同時に、新しく入ったエアコンの調子を皆で喜んだり、と生活と祈りが見事に統合し、なにかほっとしました。信仰が、私達の生活に根を下ろし、あふれ出る歩みがしたい!と思いながら帰途に着いたことでした。お祈りを感謝しつつ。(容子)

【祈りの課題】
1. OMF日本委員会は2011年までに10名の宣教師を送ることができるように祈っています。特に、女性と共に、男性の働き人が起こされるようにお祈り下さい。
2. 日本の各地でのOMF祈祷会が喜びにあふれた祈祷会になっている様子を見て、たいへん励まされています。各祈祷会に新しく祈り手が加えられますように。また、主が新しいOMF祈祷会を起こしてくださいますように。

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